古い? わからない?
そんな質屋のイメージを変えていきたいです!
2017年入社 F.Matsuta
もともと体を動かすことが好きで、大学時代は特撮ヒーローショーで役者のアルバイトをしていました。就職活動も体育の教師になるか、アルバイト先にそのまま就職するかの2択しか頭になかったのですが、違った世界も見てみるべきだと思い合同会社説明会へ何度も足を運ぶうちに、手に職を付けられる仕事に憧れを持ちはじめ、当社に飛び込みました。
それまでは、ブランド品や趣向品などにまるで興味なし。そんな自分が質屋に就職したのですから、家族や周囲の友人以上に自分自身が一番驚いています(笑)。ただ、400年以上の歴史がある質屋という業種や、そこで80年以上も続く質セキネの企業としての安定感や可能性を考えると、ワクワクするような気持ちが湧いたこと。そして品物の価値を見極める鑑定眼=「目利きの力」を身に付けたいと思い挑戦したのが本音ですね。
ほとんど質屋を知らなかった分、ギャップを感じることはありませんでした。まったく知らない世界に飛び込む不安や心配も、これといってなかったです。何も知らないから最初はできなくて当たり前と、いい意味で開き直って取り組めています。ただ、自分の持ち物で一番高価なものが、1万円のコート。お店で扱う品物は、その何十倍、何百倍の価値を持つものばかりで、商品の陳列や梱包の際には未だに緊張してしまいますね。
池袋西口店で販売の業務に挑戦中。店長をはじめ先輩たちから、「まずは、なんでもやってみて!」と背中を押されています。そんな中、まずは商品陳列にトライ。カッコよく魅せるならこれでしょ!と財布やアクセサリー類を斜めに並べ直したところ「見づらいし余計なスペースをとる」と先輩からダメ出し。最初は間違いばかりでしたよ(笑)。でも、自由に試させてもらえ、その繰り返しから学べる環境は、自分の性格にとても合っていると思います!
知らないことへ挑戦し、自分の価値観で量りきれない仕事を体験する中、徐々に自分が変わっていくのを実感している真っ最中。ブランド品や高級品の価値や、身に付けることで表現できる世界があることも、少しずつわかってきました。今後は、金融機関としての質屋、ブランドショップ・リユースビジネスとしての質屋の可能性をさらに広げることに挑戦し、これからの世の中でもどっしりとした存在感を発揮し続けられるように進化させたいと思っています!